松原のぶえさん急逝 「おんなの出船」で新人賞を総なめ、09年には実弟から腎臓移植
演歌歌手の松原のぶえさんが13日、都内の病院で逝去した。享年65。
松原さんは10日に長崎のイベントに出席し11日に帰京。翌12日早朝に体調不良を訴え、都内のマンションから救急搬送され、13日早朝に息を引き取ったという。
松原さんは1961年、大分県出身。中学3年の時に北島音楽事務所にスカウトされ、1979年に「おんなの出船」でデビューすると、日本レコード大賞新人賞をはじめ、新人賞を総なめ。1985年にNHK紅白歌合戦に同曲で初出場し、通算7回出場。北島ファミリーの次女として長らく活躍し、2002年に事務所から独立した。
また09年には、実弟からの臓器提供で腎臓移植手術を受けた。「弟のお嫁さんが『あなたがやらなくてどうするの?』と弟の背中を押してくれました。かけがえのない夫の体にメスを入れることに理解を示してくれた義妹には本当に感謝、感謝です」とかつて日刊ゲンダイに語っていた。また移植した腎臓についても「弟の腎臓を移植して以来、2カ月に1度の検診では、いつも『異常なし』です。弟の体にメスを入れて体の一部を分けてもらったということは『自分のものではなく弟のもの』なわけですから、大事にしないといけない。自分の体だと、ちょっとぐらい具合が悪くても放っておきますよね。でも、もらった腎臓はちょっとでも心配になったら『病院で診てもらわなきゃ』と思います」と自身の体と、臓器提供者であり、事務所社長でもある実弟の体を常に気遣っていた。


















