「働き方の科学」佐藤豪竜著|引退したら老け込むのは本当か?ちまたの「常識」をデータで覆す
「働き方の科学」佐藤豪竜著
よく引退すると老け込むといわれるが、著者たちの研究では、定年で引退した人の方が働き続けている人より心疾患リスクが低いという結果が出た。引退した人は働き続けている人に比べて、記憶力がいい、身体機能が維持されている、主観的な健康感が高い、運動不足の人が少ないということが判明した。
その理由のひとつは引退して自由な時間が増え、その時間を運動に使えること。運動不足による認知機能や身体機能の低下や心疾患リスクを防ぐからだと考えられる。また、仕事上のストレスからの解放も理由のひとつである。
1歳のとき、建築士の父を過労死で亡くした著者が、科学に基づいた働き方を説く。 (ダイヤモンド社 1980円)


















