著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ 保阪メモ「昭和史余話」(37)3条件か4条件か、鳩山邦夫の答えは明快だった

公開日: 更新日:
祖父・鳩山一郎氏の墓参会で話す鳩山邦夫氏(左)と由紀夫氏(C)共同通信社

 私は今も鳩山邦夫のことを鮮明に覚えている。それは、たまたま私の話を聞くというので、そのときに拙稿が掲載されていた月刊「文芸春秋」を持ってきていて、それを熟読していたからである。加えて拙稿のコピーに朱線を入れて、「この部分はどういう意味ですか」と質問してくるのである。私の記憶では… 

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