心が萎えたとき読む本特集

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「あきらめる練習」名取芳彦著

 物事が思うように進まなかったり、よかれと思ったことが裏目に出る……などは日常生活ではよくあること。がっかりし、やる気を失いがちだが、そんなときこそ積極的に諦めることが肝心だ。

「諦める」は途中で投げ出すという意味で使われるが、仏教では物事の本質を「明らかにする」という前向きな言葉として使われる。なぜなら問題が起こったとき、その本質を明らかにしないと諦められないからだ。

 予定していた屋外イベントが雨で中止になった、世の中が不況で給料が上がらないなどは、自分の力ではどうしようもないこと。

「天気や世の流れは変えられない」と明らかにすれば、仕方ないと受け入れられる。

 悪口を言われて意気消沈するのではなく、「あの人は悪口を言えば偉くなれると思っているのだ」と納得できれば気にせずに済むという。

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