心が萎えたとき読む本特集

公開日: 更新日:

「読むだけでさみしい心が落ち着く本」柿木隆介著

 SNSの「いいね!」が少ないと不安になる、つい「いい人」のふりをしてしまう……。このような悩みに苦しめられている人は、「Look at me症候群(Look at me syndrome、以下LAMS)」かもしれないと、脳科学を研究する著者は言う。

“私を見て”という欲求は、誰の心にもあるものだ。しかし、この欲求が抑えられないほど強くなり、周りの人に認められていないのではないかというさみしさと孤独感に襲われ、より“私を見て”という欲求が強くなる。このような悪循環に陥ることで、LAMSは悪化していく。

 LAMSにはいくつかのタイプがあり、強い劣等感にさいなまれたり、LAMS特有の感情を“異常”と感じて自己卑下するのが典型的な例だ。さらに、満たされない感情に対して「自殺したらどうなるか」という危険な思考となり、自分を傷つけたい誘惑にかられるケースもあるという。

 本書では、LAMSとの向き合い方や対処法も解説。まずは、自分の心を苦しめる原因を知るところから始めてみては。
(日本実業出版社 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離