「矜持」吉田義人著

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 吉田が生まれた秋田県男鹿市はラグビーが盛んで、少年野球チームもサッカースクールもないのに、ラグビースクールがあった。9歳のとき、ラグビースポーツ少年団に入団したジュンペイが楕円形のボールを抱えてやってきた。「今日はこれやろう」。その日、吉田は血だらけになって帰宅し、「お母さん、おれ、ラグビーやりたい!」と言ったのだ。

 中学にはラグビー部がなく野球部に入ったが、肘をケガした吉田に、ラグビー部をつくったと仲間が誘いにきた。やがて明治大学ラグビー部に入部した吉田は、第2回ワールドカップ太平洋地区予選に招集された。

 ワールドカップ2回出場の伝説のトライゲッターの半生記。

(集英社 1600円+税)

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