「WBS」卒業で“一丁上がり”? 小谷真生子の気になる今後
「迷うことは一切なく、お引き受けしました」と勇ましい。40代最後の誕生日に新たな門出の会見に臨んだ小谷真生子キャスターの一声だ。
33歳の時から16年間、テレビ東京の看板番組「ワールドビジネスサテライト」のメーンを張ってきた。来月からは局アナの大江麻理子(35)にその座を譲り、BSジャパン「日経プラス10」(月~金曜、22~22時54分)へ“お引っ越し”する。本人は意欲マンマンで、昨4日の発表会ではコンビを組む「日経ビジネス」編集長の山川龍雄氏(48)に目配せし、息の合った様子を見せていた。
「緒方貞子さんはワタクシの尊敬申し上げている方。ダボス会議を現地取材した際、喫茶店でオフレコ話にも応じてくださった」と、スタジオゲストに指名。周囲がピリピリしそうな後任の大江アナにも余裕のアドバイスで――。
「麻理子チャンはとても賢い方。30代の頃は取材に行かされる。睡眠は2、3時間とれるかどうか。1に体調、2に体調、そして気力です」
丹念な取材で知られるキャスターである。会見の場にスマホを持参したのだって、大事な一報を取り逃すかというジャーナリスト魂なのだろう。