ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

公開日: 更新日:

 右肩のインピンジメント症候群で日本時間14日に負傷者リスト入りした佐々木朗希(23=ドジャース)に関して、米メディアから首脳陣の管理責任を問う声が上がっている。

 いわく、「ドジャースは投手陣に苦しんでいたが、全米屈指の有望株にキャリア序盤でケガのリスクを高めるようなことを求めるのは価値あることなのか。ドジャースのなりふり構わない必死さが佐々木の健康をリスキーにした」と。

 しかし、本当にそうだろうか。

 佐々木が右肩の状態に関して首脳陣に報告したのは初の中5日で登板した10日のダイヤモンドバックス戦の試合後。メジャー初勝利を挙げた4日のブレーブス戦から右肩は正常な状態ではなかったにもかかわらず、首脳陣に報告しないまま投げ続けたことになる。

「我々と選手のコミュニケーションは双方向であるべき。我々は知らないことを知ることはできないのだから。彼は率直にコミュニケーションを取るべきだったと学んだはずだ」

 ロバーツ監督がこう言うのももっとも。子供じゃないんだし、状態がおかしければ、おかしいと報告すべき。それを怠った本人に非があるのは明らかだ。

 それなら佐々木が報告を怠ったのはなぜか。

「(故障による離脱者の多い)投手陣が苦しんでいたことを知っていただけに、自分で解決できると感じていたと思う」とはロバーツ監督だが、それだけではなさそう。

 ロッテOBがこう言うのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大はヤンキースに未練タラタラ…「一途な200勝男」は復帰願望を周囲にこぼしていた

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 4

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 5

    高市早苗氏は頼みの党員・党友支持に急ブレーキで決戦シナリオ破綻…陣営が迫られる「地獄の選択」

  1. 6

    不世出のストライカー釜本邦茂さんが草葉の陰から鹿島18歳FWの「代表入り」をアドバイス

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  3. 8

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 9

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇