日光は“クスリ”…エネルギー工場のミトコンドリアを元気にする

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 太陽光には生物的に影響を与える周波帯の電磁波がある。紫外線はその代表で、しわやたるみの原因となる紫外線A波(UV-A)と日焼けの原因となる紫外線B波(UV-B)の2通りある。

 UV-Aは年間を通して5月に最大量降り注ぐ。そのため、今頃から紫外線カットの窓、フロントガラス、サングラスなどでブロック。日焼け止めクリームを塗って皮膚を保護する人も多い。むろん、紫外線を過度に浴びると白内障や皮膚がんなどのリスクがアップする。だからといってそこまで過敏になる必要があるのか? むしろ、太陽光を丸ごと浴びないことの方が問題ではないか? 

 ハーバード大学医学部&ソルボンヌ大学医学部客員教授の根来秀行医師に聞いた。

「日光は本来、人間にとって“クスリ”と言えます。さまざまなメリットをもたらします。例えば日光を浴びることで、体内でビタミンDが生成されます。これは骨の健康を維持し、免疫機能を強化する重要な栄養素です。また、適度な日光浴は血流を高め、免疫機能を高めることが報告され、殺菌や炎症を抑える効果もあります」

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