「WBS」卒業で“一丁上がり”? 小谷真生子の気になる今後
久米宏時代にサブを務めた古巣は競合になるが、「(報ステが)オールラウンドで話題を取り上げるのに対し、こちらは1時間びっちり経済ニュースでバッティングしない」。最後は「ワインやチーズのように熟成させ、時間をかけてつくっていきたい」と帰国子女らしく、おしゃれに締めくくった。
■政界転身の可能性は…?
だが――。元日本航空の国際線スッチー、NHKキャスターというこれまでの経歴と比べると新天地の“都落ち”感は否めない。「財界ホステス」や「ジジ殺し」なんて“褒め言葉”が飛び交い、先月の都知事選出馬候補に名前が挙がった。BSで一丁上がりはないだろう。
「少し前なら政界進出の可能性は高かったが、今はどうでしょうか。自民党の中枢は若返りました。安倍首相も石破幹事長も石原環境相も50代。彼らが担ぐとすれば、小谷さんよりも下の世代でしょう。安倍首相ですら待ち受け画面を藤原紀香さんにしていたぐらいですからね」(政治評論家の有馬晴海氏)
新番組はすでに11社のスポンサーが決まっているという。財界ではいまだに人気だが、政界での旬は過ぎたようである。緒方女史に続き、現代版マザー・テレサを目指しますか――。