元=LOVEメンバー齊藤なぎさには「本当にいそうな」現実味ある役柄がよく似合う
「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」プロダクションマネジャー・辻莉子役
指原莉乃が初めてプロデュースしたアイドルグループとして2017年に結成された「=LOVE」。その1期生メンバーの中でいちはやくドラマでも活躍したのが齊藤なぎさと佐々木舞香で、ともに2018年に「幸色のワンルーム」(ABC・テレビ朝日系)でドラマに初出演した。
ふたりは2025年春のドラマでも活躍している。佐々木舞香は「キャスター」(TBS系)で報道番組のアルバイト役。2023年に=LOVEを卒業してからは女優として活躍中の齊藤なぎさは、伊野尾慧と伊原六花がダブル主演する「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」(カンテレ・フジテレビ系/火曜23時)でCM会社のプロダクションマネジャーを演じている。両方ともマスコミ関係の役柄だというのが面白い。
齊藤なぎさは 2003年7月6日生まれ、神奈川県出身。=LOVE時代はシングル表題曲のセンターも務めて人気を集めた。グループ在籍中の2019年にはオムニバス映画「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」の中の「ナツヨゾラ」で主演している。
配信ドラマと映画で昨年実写化された「【推しの子】」に“推しの子”として転生したルビー役で出演して、現在は朝ドラ「あんぱん」でヒロインの妹を演じている原菜乃華、バラエティーでもおなじみの「あの」と、劇中でアイドルグループ「B小町」を演じた。元アイドルの齊藤なぎさ、あのの2人に、元子役の女優ながら潜在的なアイドル性を秘めてアイドルグループに入っていたらセンターに立っていそうな原菜乃華を組み合わせた好キャスティングで、ドラマや映画に登場した架空のアイドルグループでは史上最強級のカワいさの破壊力があった。