今や巨人のエース山﨑伊織 球宴中間発表セ先発1位は不吉…カード頭スライドは勘弁が本心?

公開日: 更新日:

 巨人山﨑伊織(26)は好投するも白星を逃した。

 昨22日の阪神戦で今季8度目の先発。二回に大山に逆転2ランを浴びたものの、それ以降は得点を許さず、6回86球2失点で降板した。巨人はこの時点で1点ビハインドだったが、延長十一回に門脇の適時三塁打で勝利を収めたため、勝ち負けはつかなかった。

 今や巨人のエースと言っていい。5勝(1敗)と防御率1.21はいずれもリーグ2位。20日の同カード初戦に登板した今季未勝利のエース戸郷は、67球と球数が少なかったこともあり、中4日で25日のヤクルト戦に回ることが決まった。すでに4月に不調で二軍落ちを経験しており、その内容によっては再びローテ変更を迫られる可能性もある。

 そんな中、今夏の球宴ファン投票第1回中間発表が21日に行われ、セの先発部門で山﨑が1位となった。さる球界関係者がこう言った。

「先発の人気1位なら、どこかのタイミングで空いた火曜日、あるいは開幕投手が投げる金曜日の登板にスライドする可能性が高そうです。山﨑は開幕投手を直訴して臨んだオープン戦5試合で防御率6.48と散々で、開幕投手どころか、開幕ローテの5戦目に滑り込むのがやっとだった。ここ2週間は木曜日の3戦目に登板。当然、相手も5番目か6番目の位置付けの投手になるため、味方の援護点がもらいやすく、これも開幕5連勝スタートの一因だったかもしれない。これからエース戸郷の代役を務めるなら、そう簡単に白星が拾えなくなりますよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”

  2. 2

    ドジャース大谷翔平 本塁打王争いでシュワーバーより“3倍不利”な数字

  3. 3

    【速報】髙橋光成がメジャー挑戦へ!ついに西武がゴーサイン、29日オリ戦に米スカウトずらり

  4. 4

    近藤健介「脇腹故障」と柳田悠岐「実戦復帰」が交互に訪れるソフトバンクの悲喜劇

  5. 5

    元女優にはいまだ謝罪なし…トラブル「完全否定」からの好感度アップ図る長渕剛のイメチェンSNS

  1. 6

    高山正之コラム打ち切り…その前に週刊新潮がやるべきだったこと

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 8

    完全復活を遂げた吉田羊と"7連泊愛"中島裕翔の明暗…恋路を阻んだ"大物"による8年前の追放劇

  4. 9

    小泉純一郎と山崎拓が石破首相に授けた「郵政解散」の極意…旧安倍派残党は“抵抗勢力”、徹底締め上げ進言

  5. 10

    長渕剛に醜聞ハラスメント疑惑ラッシュのウラ…化けの皮が剥がれた“ハダカの王様”の断末魔