山本由伸が危ない!投壊ドジャースで負担増必至、故障歴ある体は指揮官の酷使に耐えられるか
日本人エース右腕が“熱投”を演じた。
ドジャース・山本由伸(26)が日本時間21日のダイヤモンドバックス戦で7回1安打無失点、9奪三振と好投。七回、先頭のマルテに右前打を許してノーヒットノーランを逃した上に、救援投手が同点弾を浴びて6勝目はならなかったが、メジャー移籍後最多となる110球を投じ、同じナ・リーグ西地区のライバルで強打のDバックス打線をねじ伏せた。
試合後のロバーツ監督は110球に達した球数について、「(七回は)既に100球を超えていたけど、『最後の打者まで投げる』という意思表示があった」と説明。志願の続投だったとしたが、現状のリリーフ陣で試合を乗り切るには厳しいと判断したからだろう。
ド軍投手陣は佐々木朗希(23)ら故障者が続出している先発陣だけでなく、リリーフ陣も苦しい。守護神トライネンが右前腕の張りで離脱したこともあり、救援陣の防御率はリーグ7位の4.03で、同地区のライバルであるジャイアンツ(2.63)、パドレス(3.24)に差をつけられている。