「総選挙」控えるも…お祭り気分になれないAKBのジレンマ

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■イベントは厳戒態勢

 もっとも、川栄が明るくテレビ出演した一方、同日に都内で行われた「DARTSLIVE×AKB48 ダーツに挑戦!プロジェクト」記者説明会は厳戒態勢だった。このイベントは当初、入山が登場予定だったが、当然ながら欠席。会場に詰めかけた100人を超す報道陣は木崎ゆりあ、田野優花など仲間のメンバーたちの言葉を期待したが、一同は終始、神妙な面持ちを崩さず。メンバーを代表した木崎が「先日悲しい出来事が起こってしまったんですが…」「私たちも今、できることを頑張っていきたいです」と話すのが精いっぱい。イベント後の囲み取材では事件についての質問が飛んだが、イベント関係者が「ダーツ以外の質問はNGでお願いします!」と割って入り、取材は終了。報道陣からはブーイングの嵐だった。

「総選挙フジテレビで特番が組まれて生放送されます。番組は昨年からの1年間の出来事をVTRで振り返りながら進行しますが、今回の事件をどう扱うのかはまったく決まっていません。“スルー”はできないし、かといって被害者もいる殺人未遂事件だけに、取り扱い方が難しい」(テレビ関係者)

結成以来、最大の危機を迎えたAKB。ウルトラCの打開シナリオはあるのか。

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