ひばり、聖子、AKB…人気タレントがなぜ襲われるのか?

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 AKB48の川栄李奈(19)と入山杏奈(18)がノコギリで襲撃された事件はショッキングだった。逮捕された梅田悟(24)はカバンの中にノコギリを忍ばせて近づいたという。

 動機についてはまだハッキリしないが、気になるのは過去に芸能人が襲われる事件が少なくないことだ。有名なのは1957年に人気絶頂だった美空ひばりがファンの少女(当時19歳)によって、顔に塩酸をかけられた事件。松田聖子は83年に沖縄でファンの少年に頭を殴られ、ヤマピーこと山下智久は02年に国立代々木競技場近辺で20代くらいの男に薬品らしき液体をかけられた。人気タレントはなぜ襲われるのか。

「男が女性を襲うのは所有欲のせいです」とは心理学博士の鈴木丈織氏だ。
「自分が心酔している女性タレントを自分のものにしたい。そのために相手の顔などに傷をつける。痕跡を残すことで女性との間に絆が生まれたと錯覚し、相手を自分のものにしたと思い込むのです。美空ひばりのケースみたいに女が女性を襲うのは所有欲のほかに嫉妬が原因です」

 ヤマピーは男に襲われた。犯人は「あいつだけが女にモテる。だから俺のそばに女が寄ってこない」という勝手な憎悪を抱いて暴走。「襲撃したらモテない男たちから称賛を浴びられる」と英雄気取りになるそうだ。

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