模倣犯誘発?爆問太田「AKBやるなら俺に来い」発言の波紋

公開日: 更新日:

「太田のところには本当に来そう」と、ネット上でも不安の声が上がっている。
 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(49)が26日、AKB48の握手会切りつけ事件について、「あれはかわいそう。許せない」と憤ってみせつつ、「やるんなら俺のところに来い!」と言ってしまった。

 キワドイ発言が太田の持ち味とはいえ、さすがにこれは「シャレが通じないかも」と、ある警察関係者がこう言う。

「AKB48事件の犯人は引きこもりのニートで、<(相手は)誰でもよかった>などと供述しています。要は、世間をアッと言わせる騒ぎを起こして幼すぎる承認欲求を満たそうとしただけ。今年3月に起きた千葉・柏の連続通り魔殺害事件の自称“セレブニート”の犯人とメンタリティーは同じでしょう」

■神経逆なで

 太田が、そんな“通り魔”予備軍のターゲットにされるかもしれないのだ。

「34歳までのニートは、国内に60万人以上いるとされます。もちろん、犯罪にまで走るのはひと握りとはいえ、そういう連中に限って、プライドだけは異常に高くて、他人と違うことをやろうとします。二番煎じを嫌う。太田さんの発言は、自暴自棄になっている若者の神経を逆なでする危険があります」(前出の警察関係者)

 ま、「俺が太田をやってやる」なんてネット上に書き込んで逮捕され、「冗談のつもりだった」と泣きを入れるバカな若者が出てきそうな予感はする。太田もお笑い芸人なら、情けなくて嘲笑もできない犯罪者を出しそうな発言をしちゃ、ダメだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性