「総選挙」控えるも…お祭り気分になれないAKBのジレンマ

公開日: 更新日:

「ノコギリで切られた傷痕は皮膚の表面がぐちゃぐちゃになっているため、縫合が難しい。ナイフでスパッと切られた傷なら痕は残りませんが、ノコギリの傷痕は一生消えません」(医療関係者)

 25日に行われた握手会で、ノコギリを持ち込んだ暴漢に襲われたAKB48の川栄李奈(19)と入山杏奈(18)。2人は右手の指を切りつけられて骨折。入山は頭部からも大量出血する重傷を負った。翌26日には搬送先の病院を退院する姿がマスコミに公開されたが、精神的なショックが大きいため、彼女たちが表舞台に復帰するまでにはかなりの日数を要すといわれていた。

 ところが、その川栄が28日放送の「バイキング」(フジテレビ系)に電話で「こんにちはー」と明るい笑い声で生出演。現在は都内で検査入院していることを明かし、「全然、元気なんです」と語ったものだから、驚いた視聴者は多かったはずだ。

「本来なら絶対安静にすべきところを、あえてテレビに出演させたのは、元気な姿を見せることでファンを安心させると同時に、一刻も早く事件を風化させるため。6月には総選挙大島優子の卒業というビッグイベントが控えているからです」(AKB関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲