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大杉漣

1951年、徳島生まれ。74年「転形劇場」の舞台俳優としてスタート。その後、高橋伴明監督、北野武監督作品など出演多数。実力派俳優として活躍している。4月1日公開「蜜のあわれ」で二階堂ふみとともにダブル主演。原作は室生犀星。老作家と金魚・赤子の幻想的で淫靡な恋愛をエロチックに描いている。

<第1回>ロマンポルノの現場は刺激的でした

公開日: 更新日:

 僕らは面白いと思う映画でしたが、「ポルノなのにエロチックじゃない」とか言われて、興行的には受けなかった。ところが、映画評論家で後に東大総長になった蓮實重彦さんが「傑作だ」と書かれたんです。

 それ以後、手のひらを返したように映画の評価が変わりました。この一言が後の「シコふんじゃった。」や「Shall we ダンス?」などの周防監督作品につながっていったんじゃないかなって思います。

【連載】「300の顔を持つ男」の矜持

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