著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「憲法と日本人」(31)「天皇が元首になれば」──自民党改憲派の質問は、旧憲法へのノスタルジーを露骨に反映していた

公開日: 更新日:
「自由民主党 新憲法制定推進の集い」で長々と挨拶をする、中曽根康弘元首相(左)とうんざり気味の(後方右から)中川昭一政調会長、中川秀直幹事長、安倍晋三総裁(2007=平成19=年4月、九段会館)/(C)日刊ゲンダイ

「現行憲法におきましては、いったい日本国を代表するものが、天皇であるのか、総理大臣であるのか、その点すら私どもは解釈上はっきりしないと思います。そこで日本国は共和国であるとか、あるいは元首なき民主国であるとか、こういう珍説すら学界に出ておるようなしだいであります。およそ独立国にし… 

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