現代人の顔はより「立体的」に? 100年前の頭蓋骨を比較
世界情勢や地球環境は、100年間で劇的に変化しました。テクノロジーの進化や医療技術の発展に加え、人の栄養状態や生活様式も大きく様変わりしたはずです。
かつて、日本人の体格は欧米人と比べて小柄でしたが、時代の変化とともに、骨格そのものが変化している可能性もあります。
近年、コンピューター断層撮影(CT)スキャンに関する技術が発展したことで、人間の骨格を3次元の立体モデルで評価することが可能となりました。そのような中、近代以降における頭蓋骨の立体形状を分析した研究論文が、2026年4月3日付で米国生物人類学会の公式ジャーナルに掲載されました。
日本人における頭蓋骨のCTスキャンデータを用いたこの研究では、19世紀後半~20世紀初頭(100年前)に死亡した成人の頭蓋骨データ56件と、22~24年(現代)に死亡した成人の頭蓋骨データ56件が分析されています。頭蓋骨は解剖学的な違いや曲線の度合いなど、161項目について評価を実施し、100年前と現代における頭蓋骨の形状が比較されています。


















