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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

寝ても脳が休まらない…睡眠8時間でも「不十分」の理由

公開日: 更新日:

 現代人の睡眠は1日8時間では足りない、そんな研究結果が話題になっています。その大きな理由は、「脳が休まらない環境」にあります。

 近年の研究では、正常な睡眠をとっているにもかかわらず、細胞の修復や代謝の回復に最も深く関わる、徐波睡眠(じょはすいみん)の時間が減少していることがわかっています。

 徐波睡眠とは、ノンレム睡眠のなかで最も深いステージで、ゆっくりとした波(デルタ波)が多く出現する睡眠状態です。眠り始めの約1〜33時間に多く出現し、脳と身体が休息し、成長ホルモンの分泌や疲労回復に不可欠な、最も質の高い眠りとされています。この徐波睡眠が足りないと、8時間ベッドで寝ても、体が完全にリセットされるとは限らないのです。

 ではなぜ、このような問題が起きるのでしょうか。

「一日の活動が終わっても、現代人の脳は“もう安心して休んでいい”というシグナルを受け取っていないのです」と説明するのは、ペンシルベニア州立大学の睡眠研究者オルフェ・バクストン氏です。

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