有吉もビックリ? パワハラで異動した“TBS名物P”の悪評

公開日: 更新日:

 TBSがある人事異動に揺れている。「サンデー・ジャポン」「櫻井・有吉THE夜会」などの元チーフプロデューサーで制作局の担当部長A氏が、今月1日付でTBSホールディングス経営企画局に異動したと、発売中の週刊文春が報じている。突然の辞令の背景には、深刻なパワハラがあったというのだ。

 同局にはパワハラやセクハラを受けた際には、匿名で告発できる社内サイトがあるのだが、そこにA氏がスタッフに暴言を吐く様子を録音した音源が届けられ、社内で調査を開始。結果、A氏に“処分”が下るような形で、異動が発令されたという。

 A氏は、お笑いコンビ「爆笑問題」や有吉弘行らから信頼が厚く、名物プロデューサーとして知られていた。特にジャニーズ事務所のジュリー副社長と親しく、今回の異動でジャニーズとの“パイプ”が切れてしまうことに、局内からは懸念の声も上がっているという。その一方で、悪評も局内には鳴り響いていた。

「タレントや芸能事務所への対応は良かったかもしれませんが、“下の者”への態度は本当にひどかった。出入りの業者や制作スタッフを怒鳴りつけることはしょっちゅう。そのため周囲が怖がって、何も言えない状況だったようです。A氏がその場にいたり部屋に入ってくるだけで、激しいストレスや苦痛を感じる者が続出していた。存在自体がパワハラになる“環境パワハラ”というやつです」(TBS関係者)

 体育会気質が強いテレビ業界ではよく聞く話だが、こんなクラッシャー上司の下で働く方は、たまったものではない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ