著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

伊東四朗さん6年ぶり座長公演 不世出の芸をご堪能ください

公開日: 更新日:

 今月26日から始まる伊東四朗生誕!?80+3周年記念公演「みんながらくた」の稽古中である。私は演出と、そして出演もさせていただいている。前回同じく演出した「吉良ですが、なにか?」が77歳のときであるから、実に6年ぶりの座長公演である。

 あれから三宅裕司さんとのコント公演はあったものの、お芝居はなく、ああ、もう共演はかなわないのかと半ば諦めていたのだが、私を含めた周囲の熱い期待に応えていただき、このたびの公演となった。

 それでも2年前に企画を立ち上げた時は、「この先に自分がどうなっているか全く想像できないから確約はできない」とおっしゃり、「80歳を越えるとね、60代、70代では考えられないことが起こるんだ」と慎重な姿勢であったが、今やまったく年齢を感じさせない元気さで稽古に臨まれている。

 もちろん確かに若い頃に比べれば、年相応に感じることはある。しかし、ひとたびエンジンがかかれば、たたずまいや声の張りも10歳以上若やいで、変わらぬ面白さとこちらが思わずうなる演技を見せてくださる。何よりも稽古場におけるたたずまいが格好いい。多くを語らず、後輩や若手に「こうしたほうがいい」などと賢しらに口を挟むこともない。台本に余計なセリフを加えたり変えたりせず、忠実に演じ、それがまた思わず噴き出すほど面白い。ギャグではなく「こんにちは」と言うだけでもなぜか笑わされてしまう。そして自分の稽古が終わったらさささっと机を片付け、さあっと風のようにお帰りになる。まるでひと仕事終えたスナイパー、ゴルゴ13のようなのである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  2. 2

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  3. 3

    ヘタクソ女子プロはすぐバレる!ツアー史上最短「98ヤード」の15番のカラクリ

  4. 4

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 5

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    SixTONESが日テレ「24時間テレビ」出演発表で次に“熱愛”が撮られるメンバーとファンが喜べない事情

  3. 8

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 9

    小結高安を怒らせた? 横綱豊昇龍が初日黒星でいきなりアクシデント→休場の自業自得

  5. 10

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった