眞子さまが「小室圭さんの夫人」になる天皇家はこれからどうなるのか

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 では、どうするのか。守旧派が言うように、600年前の室町時代に分かれた11の旧宮家を復活させるしかないだろう。あるいは旧宮家の男子を養子縁組で皇族にするという案もある。

 戦前は養子縁組を認めなかった。それを、旧宮家に限ってという条件付きで認めるのだそうだ。たとえば、愛子さまと旧宮家の男子の養子縁組なら、その子供が天皇になっても“皇統”は守られるという理屈である。愛子さまのお気持ちは別としても、「男子が誕生すれば問題は一挙に解決するではないか」と守旧派は言うが、果たしてそんなにうまくいくだろうか。

■「男系男子」維持が非常に難しい家系図

 ヒントは歴代天皇の家系図だ。明治天皇の父である孝明天皇の子供は6人だが、早世した子を除けば男子は明治天皇だけだった。明治天皇は15人の子供(生母は5人)に恵まれたが、女子10人に対して男子は5人。それも男子は大正天皇以外すべて早世している。大正天皇は昭和天皇を含めて4人の男子に恵まれたが、皇位を継承した昭和天皇は7人の子供のうち5人は女子。さらに昭和天皇のご兄弟は孫の代で男子が絶えている。

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