著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<84>寝込みを襲った真夜中の家宅捜索…腕にはくっきりと指の跡が残った

公開日: 更新日:

「酒を飲んで何が悪い?いい加減にしろよ!」

■暴行を働いた警官

 体を引っ張られているのも不快だったが、酒を飲んでいることを非難するような言い方にムカッとした。

「オレが酒を飲もうとあんたには関係ないことだろ。ふざけたことを言うなよ」

「ああ、いいから出て、出て」

 私服の警官3、4人が私の体をつかんで玄関へ連れ出した。

「痛い、痛いって」

 右の上腕部をつかんでいた警官の指が食い込んで強烈な痛みが襲った。

「逆らったら公務執行妨害だぞ。ほら出ろ!」

 警官は私の悲鳴も気にせずに玄関から私を出そうとしたが、完全な暴行傷害である。塀の外には警察車両が何台か駐車していて、私はワンボックスの車両の後部座席で待機するように命じられた。

「警察はこんなことをするんですか?」

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