日曜劇場「VIVANT」福澤克雄監督“大赤字告白”…懸念される続編の行方とTBSのウルトラC

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「CMのスポット収入の大幅減と制作費増加などが理由にあげられています。そんな中、期待されていたVIVANTの海外進出がコケたことで、戦略の練り直しが迫れられているのは確かでしょう。ただ、TBSは資産リッチな会社として知られています。保有する東京エレクトロン株の時価はVIVANT放送時3000億円台でしたが、その後、半導体関連株が急騰し、6000億円近くまで倍増しています。3Qで344億円ほどの特益を計上していますが、この中には東京エレクトロン株の売却益が含まれていると見られています」(週刊誌記者)

 TBSは23年9月末時点で、東京エレクトロン株を3.4%保有している。

「TBSは昨今、子会社化した学習塾や株を保有するコンテンツ配信会社のほか、不動産事業などでテレビの落ち込みを補完しようとしています。半導体バブルの恩恵を受けている今こそ、テレビ屋の意地を見せてほしいところです」(前出・芸能ライター)

 VIVANTの続編は果たして制作されるのか。

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