文化的薫りか、人生の縮図か…国内外“タクシードライバー番組”が共感を呼ぶ理由

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「地球タクシー」(NHK・BS)という番組がある。不定期でほぼ月イチ放送の番組だが、これが実にいい。

 世界の街を訪れ、タクシーに乗車。運転手と会話しながら懐かしい場所や思い入れのある場所に連れていってもらい、その街の人々の暮らしぶりや思考にも触れる、台本なしの紀行ドキュメンタリーだ。

 3月17日はポーランド首都編「ワルシャワを走る2024」。

 スタートはフレデリック・ショパン空港。作曲家ショパンの出身地であり、世界でも音楽家の名を冠する空港は珍しい。タクシー運転手にとってもそれは誇りで、車内でショパンの曲を流していた。隣国ウクライナから多くの避難民を受け入れているとも。自国の歴史や今の政治的な話も能弁に語るタクシー運転手たち。そういう人を選んでいるのかもしれないが、インテリが多く、含蓄ある話に感心する。美しい映像も見どころで、観光ガイドには載らない旅が楽しめる番組だ。

 国内に目を向ければ、ノブコブ吉村と3時のヒロインがレギュラーを務めるテレビ東京系「タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!」がある。

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