すべて片づけられなくても…自宅や職場の“一角”を整えて仕事の質を上げる人とは?

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非日常の「例外領域」を自宅につくろう

「掃除には、人生を変える力がある」と提唱する、そうじ力研究家の舛田光洋氏は、部屋をキレイにすることで、人の行動が変わり、思い(心)が変わり、そして人生までも変えるというーー。本稿は、舛田氏の著書『あなたの部屋は、あなた自身です。』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。

  ◇  ◇  ◇

 住む人の「思い(心)」が、「行動」となり、その「結果」が部屋にあらわれる。だから、部屋をキレイにすることで、人の行動が変わり、思い(心)が変わり、そして人生までも変える--というのが、そうじ力の考えです。

 ここからは、そうじ力での奥義をお伝えしましょう。

 それは、日常生活とはかけ離したイレギュラーな空間、つまり「例外領域」をつくること。なぜ、わざわざそのような空間をつくるかというと、未来の自分を積極的にクリエイティブするためです。

 その空間は、たった半畳ほどのスペースがあればOK。誰にも邪魔されないあなただけの空間は、あなたの人生を変えるものとなるのです。

 たとえば、こんな経験をしたことがありませんか?ちょっと遠くへ旅行に出るために、仕事を目一杯がんばり、疲れはて、やっとの思いで時間をつくりますよね。さらに、飛行機や電車に乗り継ぎ、ようやく目的の地に到着します。

 しかしその瞬間、すべての疲れが吹き飛ぶ--という経験。なぜそうなるかというと、そこには“日常”がないからです。

 そこは、海や湖のような自然の中かもしれませんし、ベネチアのような異国情緒あふれる観光都市かもしれません。

 まるで憑きものが落ちたかのように体が軽くなって、呼吸が楽になり、これまで抱えてきた問題がいとも簡単に解決してしまう――そのような“パワースポット”をあなたも体験したことはあるでしょう。

 こうした、非日常的なパワースポットのような「例外領域」をあなたの家でつくることができたらどうでしょうか。自宅にいながら、ストレスを解消することができるだけではなく、さらに能力を最大限に発揮できます。

■たった“半畳”で人生が激変する--聖なる空間とは?

 そのような「例外領域」のことを、僕は「聖なる空間」と呼んでいます。ぜひ、部屋のどこかに、あなた専用の「聖なる空間」をつくってください。

「自分の部屋がないので無理です」

「家族5人暮らしで、自分のスペースなんて取れません」

 そんな声がよく届きますが、このような人でも大丈夫です。半畳あれば、十分なのです。椅子と小さなテーブル、あるいは折りたたみのちゃぶ台でもいい。あなたが座る場所とテーブルがあればいいのです。重要なのは、スペースの広さではなく、そこが「非・日常」であることです。この空間は、あなたの人生に奇跡を起こします。

 創造力、集中力、直感力が高まり、次元が変わるような加速が起きる空間です。「なんだか元気になれる」「気分が全然違う」と、あなたも感じるはずです。そして、このような空間は誰でも、どのような環境下でもつくることができます。まずはこの聖なる空間のエネルギーを体感していただきたいのです。

 その空間は、ちゃぶ台から、固定のテーブルへと進化させることはできます。また、この聖なる空間づくりが身についてくれば、応用として外出先でもつくることができるようになります。

 旅行先のホテルのデスクや、カフェでも、自分の座った席とテーブルにパッと聖なる空間をつくれたなら、集中力が増し、仕事の質が上がって、時間も短縮されます。

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