弁護士側の作戦か…「KATーTUN」元メンバー田中聖被告が控訴した意図は?
弁護士側の作戦なのか、それとも……。アイドルグループ「KATーTUN」の元メンバー田中聖被告(36)の弁護側は5日までに、名古屋地裁の判決を不服として控訴した。4日付。
田中被告は6月20日、覚醒剤取締法違反(使用、所持)などの罪で、懲役1年8月、執行猶予3年の判決を受けた。名古屋地裁判決では(田中被告が)後悔し、家族も支援の意向を示していることを考慮し、執行猶予を付けている。しかし、9日後の29日に千葉県柏市の柏駅付近で覚醒剤所持の疑いで千葉県警に現行犯逮捕された。
ネットでは、<執行猶予がついた前回判決による上積み分を少しでも軽くしておこうって判断か?><本人の意向なのか弁護側の余計なお世話なのかは知らないが、こういうことせずに素直に刑に服して更生する姿勢を見せたほうがいいと思うのだが>などとこのタイミングでの控訴に疑問を呈する投稿が相次いでいる。意図があってのことなのか。
■「控訴しても軽くなる案件ではない」
刑事事件に詳しい弁護士の山口宏氏に聞いた。