代表チーム認めた アルペン女王ボンが来季男子大会参戦へ
アルペンスキー女子のW杯で通算76勝の最多記録を持つリンゼイ・ボン(32=米国)が男子のレースに参戦するという。
米紙「デンバー・ポスト」(電子版)が18日(日本時間19日)に伝えている。記事によると、米国のナショナルチームがボンの男子大会への出場を認め、早ければ18年のW杯カナダ・レイクルイーズ大会に派遣するという。
15日のW杯オーストリア大会で右上腕骨折から復帰したばかりのボンは同紙の取材に「男子選手に勝てないのは分かっているが、滑る機会があれば挑戦したい」と意欲を見せた。
ボンは12年にも国際スキー連盟(FIS)に男子大会への出場を要望した。が、FISから「(実力に)男女差があるため、認められない」と却下された。
依然として男女の混合レースを容認しないFISに、ボンは「私は女子の大会では結果を残してきただけに、男子のレースに出場する資格があると思っている」と訴えている。
アルペン界を代表する美女が、男子と一戦交える姿を見てみたいものだ。