高梨は“親離れ”できるか 誰も口にできない沙羅パパの評判

公開日: 更新日:

 ノルディックスキー・ジャンプの高梨沙羅(20)にとって、2016年は「メークデビューイヤー」。長いまつげ、茶髪にネイル……大会や強化合宿であか抜けた容姿を披露すると、「急にキレイになった」と話題になった。大会や公開合宿には、スポンサーである資生堂の美容部員がヘアメークとしてピッタリくっついているというから、すっかり女優だ。

 大人の階段を上る高梨は今後、別の階段も上る必要がありそうだ。それは、指導を受ける元スキージャンパーである父親からの「卒業」だ。

 14年に高梨が飛び級入学した日本体育大学では、1年間スキー部に入部すらせず、2年から所属するもインカレなどの大会にも一切出場させなかった。これに日体大が激怒。高梨の入部後にスキー部コーチに就任した父親は、昨年9月に解任された。

「高梨のスポンサーは現在7社。これだけで父親が年間で手にするのは約2000万円。日体大コーチの給料は年に約900万円。大学に目もくれないのも納得です」(広告代理店関係者)

 ちなみに、同じ日体大でスピードスケート選手の高木美帆(22)は、海外を拠点にしながらインカレにも出場している。

 高梨の父親は広告代理店関係者をマネジャーにつけ、会見で質問する媒体を選別させたり、気に入らない記事を書いた記者を呼び出して“取材禁止”にしたり……これもまた娘を思ってのことだろうが、取材ができなくなると困る報道陣の頭を悩ませている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方