WBCで世界一“奪”も決意 ハム大谷は早くもブルペン投球
日本ハムの大谷翔平(22)が3月のWBCへの意気込みを、漢字1文字で「奪」と書いた。
20日に都内で行われた「J SPORTS 開局20周年プレス発表会」に西武の秋山(同左)と出席。2人はWBCの侍ジャパンのメンバーに選出されている。「奪」とした理由について、「とにかく勝ちたい。(前回)負けたのはテレビで見ていた。4年後に自分が入って勝ちたいと思った。そのチャンスがきた」と世界一奪還の意味だという。
この日、鎌ケ谷の室内練習場で今年初のブルペン投球を行った。外は気温が1度にまで冷え込んだが、WBC球を使って中腰の捕手に計26球。昨秋の日本シリーズで痛めた右足首の不安が残る中、WBCへ向け、はやる気持ちを抑えられないようだ。
「そこまで力は入れていない。この気温だし」とは言うが、くれぐれも無理は禁物である。