したたかな日ハム大谷 ダル流もちゃっかり“いいとこ取り”

公開日: 更新日:

 いまや押しも押されもせぬメジャーのエースとなったダルビッシュ(30=レンジャーズ)。

 だが、その門下生というと、どうも良いイメージがない。

 日本ハム時代のダルとトレーニングをしていた中村勝(25)はここ2年、パッとしないし、ダースや土屋らはすでにプロ野球界を去った。

 今年は日本ハムの後輩である大谷翔平(22)をはじめ、田中(28=ヤンキース)、藤浪(22=阪神)、則本(26=楽天)、坂本(28=巨人)らそうそうたる面々が一緒に汗を流している。中でも今オフにもメジャー挑戦の可能性がある大谷は、昨年からダルと自主トレを行うばかりか、シーズン中もアドバイスを仰いでいるといわれる。

 口さがない向きは「中村やダースはダルの門下生になってからおかしくなった」なんて言っている。昨オフからダルに心酔する大谷は大丈夫か。

「結果が出なかった連中は一から十まで、ダルの言うことをうのみにしておかしくなった。自分に有益かどうかを取捨選択できなかった。けど、大谷は違う。心配いりませんよ」と、さる日本ハムOBがこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋