ダイアン津田 演技を演技に見せない技術とキャラクターの魅力

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 ここ数年でじわじわと人気を広げて、見事に大ブレークを果たしたのがダイアン津田篤宏である。

「ゴイゴイスー」というギャグでも知られる彼は、コンビのツッコミ担当でありながら、ひどい目に遭わされたときのリアクションの良さに定評のある「イジられキャラ」だった。

 そんな彼が大化けするきっかけのひとつになったのが「水曜日のダウンタウン」の名物企画「名探偵津田」である。津田が何も知らされないまま本格ミステリードラマの世界に放り込まれ、事件を解決するまで抜け出せなくなってしまう壮大なドッキリ企画である。

 津田は探偵役なのにずっと不機嫌で態度が悪く、企画に不満を持っていることを隠そうとしない。体力的にも精神的にも極限まで追い込まれることで、そこににじみ出る人間性が笑いを誘っていた。昨年末にはこの企画の第4話が放送されて大反響を巻き起こした。

「名探偵津田」の見どころは、津田の正直なリアクションにある。彼は感情の振れ幅が大きく、驚きや怒り、苛立ちといった感情をありのままに表現する。この企画で見られる不機嫌さや混乱ぶりは、演技ではなく生身の反応に近い。だからこそ、嫌々ながら探偵役を引き受け、心底だるそうに事件解決へ向かう姿が笑いを誘う。

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