ダイアン津田のギャグ流行の裏に「す」の真理?「辞書+トーク」はシンプルゆえに普遍的で奥深い
昨年12月31日深夜放送の「川島明の辞書で呑む★お正月【す】ペシャル!」(テレビ東京系)は、期待以上の見応えだった。
毎度、お酒を飲みながら辞書を引き、普段使わない日本語の趣で盛り上がるが、今回は「す」で始まる言葉と出演者の相性もあってのことか、絶妙な展開が繰り広げられた。
序盤で俳優の八嶋智人が、「す」の項目には「すいすい」「すうすう」など「音の言葉が多い」と語り、続けて「素っ○○(“飛ぶ”“裸”など)」に「勢いよく」という意味があることから派生したのではないかとユニークな仮説を口にする。これに同席した専門家が、恐らく「音の響きからできた言葉」だと認め、「か行……硬い」「ぱ行……かわいい」といった特定の意味やイメージを想起させる現象「音象徴」にあたると返す。
「す」の耳馴染みの良さに着目した、さらば青春の光・森田哲矢が、ダイアン・津田篤宏のギャグ「スーを差し上げます!」は「だから、はやったんかな」と口にすると、MCの麒麟・川島明が「あいつだけが真理を(わかっていた)」と加えて笑わせる。一方で、青森出身のタレント・王林が「(津軽弁では)“す”と“し”が曖昧だから、あんまり今の話ピンとこない」と首をひねるシーンも興味深かった。


















