「朝ドラには働く女子の本音が詰まってる」矢部万紀子著

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 1961年に始まったNHKの「連続ドラマ小説」=朝ドラは、通勤も通学もない女子をターゲットに絞って企画されたものだった。

 しかし、半世紀を過ぎた今、働く女子だった著者にとっても欠かせない心の友になっているという。

 66年に放映され、平均視聴率45・8%を記録した「おはなはん」以来、朝ドラは「女の一代記」路線を歩み続けてきたが、著者は「おてんば一代記」でもあるという。型にはまらず、自分で自分を決めたい「おてんば」の女子をヒロインにしているがゆえに、今もそのコンテンツとしての力を失っていないのだと。

 そんな働く女子の視点から、「ちりとてちん」(07年下期)から「ひよっこ」(17年上期)までの作品を論じた朝ドラ論。

 (筑摩書房 800円+税)

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