「縄文土器・土偶」井口直司著

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 原始のパワーを放つ縄文土器や土偶を紹介するビジュアル文庫。

 縄文時代は、一万数千年前から二千数百年前までの約1万年。日本列島で最も古い土器は、その草創期の土器群で、そのひとつ「爪形文土器」は北海道から九州まで幅広く分布する。この土器群の後続が私たちがよく知る「縄目の文様」を特徴とする土器群だ。

 一方、土器と同じ素材・技術で作られ、人物を表現したと思われるものを土偶と呼ぶ。なぜ土偶が作られ、どのように使われたのかはまだ推測の域を出ないという。いずれにしても人物表現を超越したものが圧倒的に多く、単なる人形ではないことは明らかだ。土器・土偶を手掛かりに、縄文時代とはどんな時代だったのかを解説した入門書。

(KADOKAWA 1160円+税)


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