「講座社会人教授入門」松野弘著

公開日: 更新日:

 日本の大学教授には法的な資格要件がない。だから、課程博士号を持っていなくても学位に相当する研究業績と教育経験があれば、その大学の採用基準で大学教員になれる。1990年代半ばには大学設置基準が緩和されたため、社会人教授の大量採用が可能になった。社会人が大学教授になるためには、大学に評価されるような実績を蓄積しておくことが必要だ。社会人教授は中央省庁などの行政系、マスコミも含む企業系、NPOなどの非営利組織系出身が多い。本書にも、ジャスコ(現イオン)在職中に社会人学生として神戸大学で経営学の博士学位を取得して、後に神戸大学の准教授に採用された人物の事例などが紹介されている。

 社会人教授を目指す人にオススメの一冊。

(ミネルヴァ書房 2200円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    140億円の超ジャンボ宝くじ当てた 40代夫婦のその後の生活

  2. 2

    和歌山県 仁坂吉伸知事に聞く「和歌山モデル」の全貌

  3. 3

    三浦春馬さんに金銭を無心か…「母親の過去」と死の動機

  4. 4

    米倉涼子は独立から半年 次回作が決まらない「2つの理由」

  5. 5

    5歳未満のコロナウイルス保有量「大人の10~100倍」のナゾ

  6. 6

    岩手県初のコロナ感染者に誹謗中傷が…ウソ申告増加の懸念

  7. 7

    史上最大の復活V 照ノ富士“地獄”を見て相撲も性格もガラリ

  8. 8

    三浦春馬さん“前兆なき死”の謎…直前に何か物凄いことが?

  9. 9

    三浦春馬さん“遺書”に記された孤独と苦心惨憺…鬱状態にも

  10. 10

    裏金作りにキャバクラ接待 鹿島建設は“組”時代と変わらぬ

もっと見る