「ウァー!」号泣会見の野々村県議は“奇行”で知られた有名人

公開日: 更新日:

 これで県議会議員とは呆れる。政務活動費の不正使用疑惑が浮上した野々村竜太郎兵庫県議(47=無所属、西宮選出)が1日、泣きわめき取り乱す前代未聞の大荒れ会見を開いた。米国ほか、英、仏、伊などのメディアでも報じられている。

 野々村県議は2013年度の政務活動費として約300万円を使っていたのだ。これはほかの議員の60倍近い。収支報告書によれば、東京に11回、福岡市に16回出張し、兵庫県内も168回行き来していた。計195回分の切符代を活動費で支払っていたのだ。
 本人は会見で、「政治活動の結果」としながらも「常識から外れたとすれば返納も検討する」と訂正する意向をみせたが支出の詳細は明らかにしなかった。

「野々村県議は日帰りで豊岡市の城崎温泉駅に100回以上も行っていました。そのため、<単に温泉に行っただけちゃうの?>という声も出ています。実は議員になった当初も、活動費は通常の議員よりも多く、毎年100万円以上は使っていました。その使途も明確にしていません」(兵庫県議会関係者)

■無関係の選挙で「自分の名前」記入

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝