草津町立温泉図書館(群馬県吾妻郡)赤松製の引湯管や古地図…目玉は温泉展示コーナー
日本で最も有名な温泉地と言っても過言ではない草津町。図書館の名前も実にストレートだが、温泉に関する本しかない──というわけではない。
「蔵書は約5万8000点。そのほとんどが一般図書ですが、蔵書に含まない草津温泉関係の展示が多いのが特色です」
とは、司書の井上史子さん。もともと、草津町立図書館は町役場の1階にあったが、手狭になったことで移転。現在の場所にあった「温泉資料館」と合併し、名前も変えてリニューアルした。
「温泉資料館から引き継いだ展示もあります。例えば、実際に使用されていた赤松製の引湯管。源泉から温泉場にお湯を流すもので、戦後まで実際に使われていたものです。今でこそ塩化ビニールパイプですが、当時は赤松製の木管が中心。草津温泉は酸性なので金属だとすぐにさびてしまう。赤松は酸に強く、中をくりぬいて引湯管として使われていました。それでも耐久年数は7年と聞いています」(井上さん)
















