著者のコラム一覧
首藤由之年金・老後資金アドバイザー、特定社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー

1959年生まれ、慶応大学経済学部卒業後、朝日新聞社入社。「AERA」「週刊朝日」などで主に経済分野を取材執筆、朝日新書編集長、書籍編集部長などを歴任後、編集委員。現在は人生後半期のマネー関連の取材、記事執筆を行っている。著書に「これだけ差がつく! 老後のお金」(ディスカヴァー携書)、「『ねんきん定期便』活用法」(朝日新聞出版)、「『貯まる人』『殖える人』が当たり前のようにやっている16のマネー習慣」(CEメディアハウス)。

(1)一生かけて準備する時代に突入

公開日: 更新日:

「人生100年時代」が当たり前になりつつある。女性は半数以上が「90歳越え」が確実で、男性もどんどん長寿を伸ばしている。喜ばしい限りだが、頭の痛い問題もある。長く生きれば生きるほど、お金がかかるのだ。

「老後資金は1億円が必要」──金融機関などが不安をあおるために使う“脅し文句”をご存じだろうか。夫婦の生活費を月30万円とすると、65歳から30年生きれば軽く大台を突破する。そんな計算式を示しながら、「1億円もの大金を用意できますか」などといって高い手数料が稼げる投資商品をすすめたりするのだ。

 実際、リタイア夫婦が30年間過ごすと、その金額が必要になる。

月30万円×12カ月× 30年=1億800万円

 しかし、くれぐれも大きな数字を見せられてビビり、平常心を失ってはならない。冷静に考えれば、その全部を自前で用意しなくても済むことにすぐ気づくはずだ。原則65歳以上になると国から「年金」がもらえるからだ。

 長年、会社員生活を送り、高い保険料を払ってきた皆さんなら、夫婦の年金額はそれなりの金額になっている。「2人合わせて月20万円」に達する人も少なくないはずである。とすると、年金は終身支給だから、その30年分は、

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