2年連続の最終赤字見通しだが…日産自動車に差し込む「薄日」
経営再建中の日産自動車に信頼回復の薄日が差し始めたか! 東京商工リサーチが2月12日に発表した「2026年2月『日産自動車グループ』国内取引先調査」では、日産G(グループ)の1次仕入れ先は2873社、うち製造業は4割を占め、2次仕入れ先は8977社で、1次、2次の販売先と仕入れ先は合わせて1万3524社と前年から241社が増えた。
日産自動車の26年3月期の業績予想(2月12日発表)は売上高11兆9000億円、営業損益は600億円の赤字だが、従来予想より売上高で2000億円上乗せ、営業損益で2150億円の赤字を削るなど、いずれも上方修正された。だが連結の最終損益は6500億円の赤字。前年から約200億円赤字幅を減少させたが、2年連続で最終赤字の見通しとなった。
■取引先が増加
厳しい環境のなかで日産G内のサプライチェーン増加は、日産の先行きに期待を抱かせるが、先の同社情報本部の担当者がこう語る。
「赤字決算の継続でグループの取引企業は減っていると思いましたが、中小企業の1次仕入れ先は前回の1088社から1203社へ10.5%増加しています。一方、資本金1億円以上(3603社)と上場企業(948社)で売上高、資本金規模の大きい大手取引先は減少している」


















