ポスト安室へ 西内まりやを事務所が猛プッシュする事情

公開日: 更新日:

 先日、ファッション誌「Seventeen」のトップモデルで女優の西内まりや(20)が華々しく歌手デビューを飾った。

 ロック調の歌手デビュー曲「LOVE EVOLUTION」のミュージックビデオ(MV)では、カリスマモデルらしく、メロディーの区切りごとに衣装を替え、最後は最初の衣装に戻るという凝った仕掛けが話題に。衣装が“26変化”する姿はスポーツ紙など芸能メディアで大きく取り上げられた。

「今年デビューした新人歌手の中でも破格の扱い。所属レコード会社のエイベックスも力を入れていて、早くも暮れの『輝く!日本レコード大賞』の最優秀新人賞に内定したといわれているほどです」(レコード会社関係者)

 とはいえ、歌手としての実力は未知数で本格化するのはこれから。にもかかわらず、所属事務所が猛プッシュする背景には理由があるという。

「西内の事務所の先輩といえば歌手の安室奈美恵。ところが、安室は“育ての親”である事務所社長に反旗を翻し、独立問題の渦中にある。もはや、関係修復が難しい状況だけに事務所としても安室の“後継者”の育成は不可欠だった。そこで、白羽の矢が立ったのが10代、20代女子から圧倒的人気を誇る西内。これから年末にかけて西内を見ない日はないくらいの大プロモーションが予定されています」(芸能関係者)

 西内といえば、以前、SMAPの香取慎吾と共演したドラマの会見で、香取から撮影が遅い時間になると寝てしまうことを暴露された際、思わず号泣したことも。双肩にのしかかる「安室の後釜」というプレッシャーに押し潰されなければいいが……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」