育ての親と「奴隷契約」で対立…安室奈美恵“独立騒動”のウラ

公開日: 更新日:

 発売中の「週刊文春」が安室奈美恵(36)の独立騒動を報じている。今年5月、所属事務所「ライジング・プロ」からの独立を申し出た安室は、すでに個人事務所「ステラ88」を設立。「独立したい」「これでは奴隷契約だ」とライジングの平哲夫社長らを前に直訴。小学生だった安室を見いだし、22年間“東京の父”として支えてきた社長に、安室は税理士を伴って契約条件の変更を記した「提案書」を突きつけたというから穏やかではない。一体、安室の周囲で何が起きているのか。

 01年に明るみに出た事務所の脱税事件で、平社長への不信感が募っていったことがきっかけともいわれているが、“育ての親”を見限って独立する理由が「カネ」だとしたら、あまりにもイメージが悪いが…。

 芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。
「安室はほとんどメディアに出ないライブ中心のアーティスト。ライブでもほとんどMCをしないという徹底ぶりで、最近はプライベートが報じられることはほとんどない。かつては母親が殺されたり、SAMとの離婚でマスコミの餌食にはなりましたが、どちらかといえばマスコミも、安室には同情的で優しかった。それを<マスコミから守ってくれない>という理由で事務所に“絶縁状”を突きつけるのは意外だし、何よりおカネのことで文句を言うイメージがなかったので驚きました。億を超える収入があるのに、守銭奴という印象はかなりのイメージダウン。息子は高校1年生ですが、子供のための金銭要求だったとしても、育てられないレベルで困っているはずがない。本来なら人を介して表沙汰にならないよう、上手にまとめられたはず。独立は危険な賭けだと思います」

 今回の件に関して所属事務所では「<ノーコメント>というコメントも出しておりません」と超厳戒態勢。

 今のところ安室自身は口をつぐんでいるが、ウラには独立をけしかけた人物も見え隠れしている。安室ちゃんの身に“何か”が起きているのは間違いない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」