著者のコラム一覧
青山真治映画監督

2000年「EUREKA(ユリイカ)」がカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をダブル受賞。その後も「私立探偵濱マイク・名前のない森」「こおろぎ」「東京公園」など国際映画祭に多数出品。小説家としても「ユリイカ」で三島由紀夫賞を受賞。11年からは舞台演出も手がけ、12月13日まで東京・池袋の東京芸術劇場で「フェードル」(とよた真帆主演)を上演中。

<第4回>声に惚れて山崎努さんに出演依頼も「セリフは言いたくない」と

公開日: 更新日:
山崎努(C)日刊ゲンダイ

 役者さんの発する声についてこの欄で話してきましたが、単純に発声ということだけで考えると昔の俳優さんは発声の質が、今の役者さんとは違うことがわかります。

 もちろん、テレビ全盛で音響設備もまったく違う今とは比べるわけにはいきませんが、小津安二郎や溝口健二の映画を見ていると、… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り823文字/全文964文字)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然