「筋肉はすごい」青井渉著

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「筋肉はすごい」青井渉著

 筋肉は、医学上は糖や脂肪を燃焼する「代謝臓器」に位置づけられてきたが、「マイオカイン」という物質を作り出して全身の健康を守っていることが分かり、「分泌臓器」としても認識されるようになったという。

 本書は、筋肉と健康の知られざる関係を解説する医学テキスト。

 マイオカインは、ホルモンの仲間で、筋肉だけでなく全身の細胞に働きかける。これまでに50種余りの物質がマイオカインとして報告されている。なかにはがんの芽をつんでいくものやシミの原因となるメラニン色素を分解するものもある。一方で運動不足や加齢により分泌される悪いマイオカインもある。

 筋肉の特徴や仕組み、マイオカインの最新知識、さらに筋肉が喜ぶ食事法まで。健康長寿の鍵を握る筋肉について学ぶ。 (中央公論新社 1078円)

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