(1)男性更年期障害…急に疲れやすくなり、朝立ちがなくなる

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 男性にも更年期障害があることは知られつつあるが、その詳細についてはまだあまり知られていないのではないだろうか?

「男性の更年期障害は40~50代でも起こりますし、60代以降になって急に起こるということもあり得ます。女性の更年期障害が45~55歳の閉経前後に起こるのに対し、男性は起こる年齢の幅が広い。その分、しっかり認識していないと対策を講じにくいとも言えます」(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器科学創造長寿医学講座特任教授・井手久満医師=以下同)

 男性の更年期障害は、医学的にLOH(late onset hypogonadism)症候群という。典型パターンとして、こんな例がある。

 男性Aさんは大手メーカーに勤務。1年ほど前に急に倦怠感が強くなり、集中力にも欠けるようになった。それより前はスポーツジムで汗を流してから出社し、休日は妻子のために凝った料理を作ったり、ジム仲間と合同トレをし飲みに行ったりしていたのに、疲れがひどく、仕事をこなすだけで精いっぱいになった。

 かつては女性にそれなりに関心を持っていたが、好みのタイプを前にしてもまったく関心が湧かず、朝立ちもなくなった。ちょっとしたことでイライラし、夜はぐっすり眠れない。うつ病を疑いつつ医療機関を受診するのもおっくうでいたところ、妻がインターネットで「男性更年期障害のチェックリスト」を見つけてきた。

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