PGA開幕戦の“干ばつ中止”は他人事じゃない 酷暑の国内トーナメントからベントグリーンが消滅する日
「レアケース」ではなくなりそうだ。
昨年、松山英樹が通算35アンダーのPGA新記録を樹立して、アジア勢最多を更新するツアー通算11勝目を挙げた米ツアー開幕戦の「ザ・セントリー」(1月8日開幕=ハワイ・カパルア・プランテーションC)が、マウイ島で続く干ばつの影響により、今年は開催中止になった。今季は15日開幕の「ソニーオープン・イン・ハワイ」(ハワイ・ワイアラエCC)が初戦となる。
PGAツアー開幕戦の中止は、国内ツアーの関係者にとっては他人事ではない。年々厳しさを増す酷暑の影響で、トーナメントを開催するコースのグリーンキーパーは気が気ではない。大会によっては、数カ月も前から睡眠時間を削ってグリーンの管理に精を出す。それでも部分的に芝が枯れてしまうホールはあるという。
そんな事情から、近年は、ベントの2グリーンのコースは1つを暑さに強いバミューダ系の芝に替えるコースも出てきた。2001年まで20年以上も男子トーナメントの「宇部興産オープン」の会場だった宇部72カントリークラブ(山口)もそうだ。同CC万年池東コースの白石幸也支配人が言う。


















