男子ジャンプ日本代表に新星現る 二階堂蓮が“最高峰の試合”で絶対王者プレブツを下しW杯初優勝

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 男子ジャンプの日本代表に新星が現れた。

 4日に行われたジャンプ週間第3戦を兼ねたW杯個人第14戦(オーストリア・インスブルック)で初優勝した二階堂蓮(24)だ。

 インスブルックは強風が吹きすさぶなど、気象条件が悪く、大会が荒れることで知られるが、この日は無風。ベストコンディションの中、2回とも130メートル前後でまとめ、昨年の世界選手権2冠の絶対王者プレブツを0.5点差でかわして頂点に立った。

 欧州伝統の大会で日本人5人目の表彰台に立った二階堂は「最高峰の試合で優勝してしまった。五輪以外だと、これほどうれしいことはない」と興奮を隠さなかった。

 ジャンプ週間で優勝すると同年の五輪で勝てないというジンクスもあるが、日本勢は例外と見ていい。1971~72年シーズン3勝の笠谷幸生は72年札幌五輪70メートル級を制し、冬季五輪ではアジア人初の金メダルを獲得した。97~98年シーズン総合優勝(3勝)の船木和喜は98年長野五輪で個人、団体のラージヒル(LH)金、個人ノーマルヒル(NH)銀、21~22年シーズン総合優勝の小林陵侑は22年北京五輪個人NH金、LH銀。92~93年のシーズン1勝の葛西紀明(94年リレハンメル五輪NH5位)以外は、同年の五輪で表彰台の真ん中に立っている。

 今季、女子では27歳の遅咲きジャンパー丸山希が、ここまで5勝をマークするなど、日本勢は男女とも新星が台頭してきた。2月のミラノ・コルティナ五輪では小林、高梨沙羅(29)の男女の両エースに代わって二階堂、丸山が主役になるかもしれない。

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