ベネズエラの反米独裁政権と大リーガーの切っても切れない関係 今春WBCへの影響は…
米国の特殊部隊がベネズエラの首都カラカスを急襲し、マドゥロ大統領夫妻を拘束したことで、チャベス前大統領から受け継いだ反米社会主義政権が崩壊した。
ベネズエラはこれまで400人以上のメジャーリーガーを輩出してきた野球大国であり、彼らも母国の政治体制の影響を強く受けてきた。それが最初に表出したのは、2009年のWBCだった。
当時、米国にはチャベス政権の社会主義的な経済政策を嫌った富裕層が多数移住していたが、彼らの一部がベネズエラ対プエルトリコの試合を観戦に訪れ、ベネズエラ代表の主砲マグリオ・オルドニェスに激しいブーイングを浴びせたのだ。
同代表には、チャベス政権支持を公言しているメンバーが4人おり、その中でオルドニェスだけが標的にされたのは、チャベス政権の広告塔となってCMに出演し「革命と社会主義の最良の部分はこれから来るのです!」と国民に呼びかけていたからだ。
チャベスはWBCでオルドニェスが反チャベス派の標的にされたことを知って怒り、「マグリオ万歳」とエールを送り、国民に彼を支持するよう呼び掛けた。


















